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参政党・神谷宗幣代表×泉健太氏 対談のポイント
この動画では、参政党の神谷宗幣代表と泉健太氏が率直な政策論議を展開。両者の共通点と今後の政治連携の可能性が見えてきました。
二人の関係性
- 出会い:約1年半前、参政党支部の講演会がきっかけ
- 再会:選挙後、関西の番組で減税テーマで共演し意気投合
- 今回の対談:衆院選後、泉氏がほとんどメディア出演を断る中、神谷氏の誘いに応じた
神谷代表の経歴(意外な苦労人)
- 20代:食品スーパー店長→26歳で倒産処理を一人で経験
- 政治経歴:市議2回当選→衆議院(自民党)で落選→大阪府議選で落選(6人立候補で6番目)
- 31歳:龍馬プロジェクトを立ち上げ、全国の地方議員数百人を組織化
- 2020年:参政党を立ち上げ(告知は2019年から)
参政党の急成長と現状
- 5年で18議席:当初は1議席を目標にしていたが予想を大きく超える成長
- 党員の会費制:月2,500円の党費で自主的に運営する組織
- 支持理由トップ3:
- 教育政策
- 減税・積極財政
- 外国人政策
重点政策4本柱(優先順位明確)
1. 減税(最優先・短期)
消費税減税を優先
- 給付付き税額控除は時間がかかりすぎる
- 所得把握にマイナンバー完全普及が必要で実現性に疑問
- 消費税は廃止が理想だが、段階的に3%・5%減税やインボイス廃止も検討
- 食料品のみ軽減税率には反対(複数税率の問題)
- 輸出戻し税廃止で9兆円確保の提案
2. スパイ防止法(臨時国会で進展目指す)
プロジェクトチーム設置済み
3. コロナ政策検証(臨時国会で進展目指す)
過去の政策を徹底検証
4. 外国人政策(実務重視)
- 誤解への反論:「差別ではなく区別」
- 安価な労働力として大量受け入れする現行政策に反対
- ビザ要件の厳格化は差別ではないと主張
- 品川演説では60人の妨害に遭遇
5. 教育政策(長期戦)
意見がバラバラで時間がかかるため、息長く取り組む方針
政治連携への考え方
自民党について
- 「賞味期限切れ」と明言
- 民主党政権時に既に終わっていた
- 今の自民党とは組めない
- 再編・ガラガラポンが必要
- 参政党が50〜60議席になれば交渉可能:ポストではなく政策実現が目的
野党連携
- 維新・国民民主とは政策ごとに連携するスタンス
- 「がっぷり組む」より柔軟な協力関係
- スパイ防止法、減税などで一致点あり
泉健太氏への評価
「しがらみがないから合う」
- 神谷氏から泉氏に参政党への合流を打診
- 参院で予算伴う法案提出に21人必要(現在15人)→「あと6人」
- リベラルな人も含め幅広い政党を目指す
- 「国民を救う内閣」構想に共感
支持層の特徴
- 20〜60代が中心、70〜80代はほぼゼロ
- オールドメディアを見ない層からの支持
- 本音で忖度なし・スポンサーなしの姿勢が評価される
結論:減税は即座に、教育は長期的に。対立より成果を重視し、政策ごとの柔軟な連携で実務を動かす──これが両者の一致点。神谷氏の「国民が政治を諦めているのが嫌」という言葉に、参政党の原点が表れています。