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東京都議会の無所属議員問題 – 動画まとめ
さとうさん、すごいなぁ!
解説をしてもらえると本当に理解できます!
🎉 歴史的な進展
代表者会へのオブザーバー参加が実現
- 無所属議員が長年参加できなかった代表者会への参加が認められた
- これまで議事録も残らず、意見形成過程も分からない状態だった
- 無所属議員の先輩方が訴え続け、都民の声が後押しして実現
- ただし議決権はなく、あくまでオブザーバーとしての参加
😤 残る深刻な課題
1. 常任委員会の問題
- 4年間固定で配属される(中学・高校でさえ3年なのに)
- 選択の自由は全くなし
- 大会派が選んだ後の「残りカス」を割り当てられる
- 人気の文教、警察、財政委員会などは回ってこない
- 大会派は内部でローテーション可能だが、無所属は固定のまま
2. 予算・決算特別委員会
- 無所属は参加できない
- 発言申請する制度はあるが、実質的に却下される
- 却下理由も示されない
- 他の自治体(千代田区、新宿区など)では通る仕組みが東京都では機能していない
3. 議会運営委員会
- 議会のあり方を決める根本的な会議
- 無所属は参加できず、情報すら得られない
- 今回の交渉対象にはまだなっていない
🤝 各党のスタンス
国民民主党
- 「無所属と同じ1席のオブザーバーでは納得できない」と主張
- やや知事寄りの姿勢
- 無所属の権利拡大には消極的な印象
参政党(3議席)
- 現状は3席あり、ある程度の権利は確保できている
- 当初は積極的ではなかったが、説明を聞いて理解を示す
- 特に常任委員会4年間固定には否定的
- 今後、会派分裂や情勢変化で少数派になる可能性もあり、協力を期待
💭 本質的な問題
制度が時代に合っていない
- 大政党前提の古い制度設計
- 無所属や少数会派は「想定外」の存在
- 国政でも少数政党が議席を増やす時代
- 制度の歪みを変えるのが政治家の仕事
会派制度の問題
- 「無所属で会派を作れば」という意見もあるが、本質的解決ではない
- 会派制度自体が前提となっている仕組みがおかしい
情報格差
- 少数会派には情報が遅く、または全く届かない
- これは民主主義の根幹に関わる問題
📊 今後の展開
- 7月31日、8月7日、8月8日に重要な会議が続く
- 今回の成果は「4年に1回の臨時会議へのオブザーバー参加」のみ
- 日常的な議会運営への参加権獲得が次の目標
- グリーンのとカンドさん、自由を守る会の女性議員2名と協力して活動中
都民の声が議会を動かした歴史的な一歩。しかし、これは当たり前の権利であり、まだスタート地点に立っただけ。真の議会改革はこれから。